2012年12月18日火曜日

ゲームファンとして



写真は、創英の東京オフィスと繋いでいるTV会議システムの一種です。
東京オフィスの事務エリアが映っています。

以前も紹介したかも知れませんが、これ、SONYのPlay Station 3を使って接続しています。
時々、「やー元気?」なんて東京オフィスの事務の方々とやる訳です。

さて、Play Station 3といえばゲーム機ですが、先週から、『イナズマイレブン』という人気ゲームを開発したレベルファイブ社に対して、セガ社が特許権侵害で訴えを起こしたというニュースが、結構大き目に流れています。

私は個人的には『イナズマイレブン』はやったことはありませんが、シリーズが8つも続いているという事は、相当なヒットタイトルであることが分かります。

この報道に対するネット上の反応を見ていると、特許・知的財産というものは、まだまだ浸透していないんだな、と感じました。
というのは、「今回のような特許が認められるなら今後のゲーム開発の幅が著しく狭くなる」とか、「争いなんかせずにゲームを作りに専念して欲しい」というような声が多く見られるようなのです。

もちろん、私もセガ社の特許の内容を見ていないので、セガ社とレベルファイブ社のどちらの主張が正当であるのか、わかりません。

しかし、しっかり真っ当に人とお金と時間をかけて開発した無形の財産(知財)については、特許出願等を経て保護されなければならないですし、そうしないと誰でもマネが許されることになり新規開発活動は停滞するでしょう。当然、権利を行使することも必要です。

この辺りの考え方が、弁理士や知的業務関係者のみならず、もっと多くの人々に広がればいいのにな、と思います。

(Y.N.)

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