休日には珍しく(?)少しだけ早起きして、京都観光してきました。
今回は、金地院、天授庵、南禅寺、永観堂、哲学の道、真如堂を順に歩きました。
金地院は、南禅寺の塔頭(たっちゅう)の一つです。
見どころは、東照宮、鶴亀の庭園と、方丈の中にある狩野探幽、長谷川等伯らによる襖絵、茶室の八窓席あたりでしょうか。
東照宮です。京都にも東照宮があるとは知りませんでした。
家康の遺髪を奉載して造営されたそうです。
東照宮の天井には龍が描かれています。狩野探幽の筆によるものだそうです。
江戸初期の作庭家、小堀遠州による枯山水庭園の鶴亀の庭。
向かって右側が鶴島、左側が亀島です。鶴と亀が向き合っています。
小堀遠州は茶人、建築家としても才能を発揮した人で、金地院の方丈に設けられた茶室「八窓席」は、遠州作と伝えられ、京都三名席の一つだそうです。
方丈の建物の中には狩野探幽、長谷川等伯の襖絵や、八窓席もあり、別料金ですがこちらも案内付きで拝観することができます。特に、長谷川等伯の襖絵「猿猴捉月図」(えんこうつきとらうのず)の手長猿は、毛並みが生き生きと描かれていて見事です。時間に余裕のある方は、是非見てみることをおすすめします。
次に訪れたのが天授庵。南禅寺の開山塔で、紅葉が見事です。
本堂前庭の雄大な紅葉。
こちらは書院南庭の池泉回遊式庭園。南北朝時代の名残をとどめるそうです。
南禅寺境内の様子。多くの観光客で賑わっています。
続いて南禅寺三門へ。
非常に急な階段を上がって三門を上って行きます。
ほぼ90度です。
三門の上からの眺めです。
三門から天授庵もすぐそこに見えます。
南禅寺本坊にある方丈庭園。こちらも遠州作と言われています。
すっかり観光客気分を味わうことができました。
寺院を訪れると、普段の現実世界から少し距離をおいて、心を落ち着けることができる気がしますね。
続いてもみじの永観堂、真如堂も訪れたのですが、それはまた気が向いたらご紹介します。
(H.O)
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