本日2月11日は、「建国記念の日」ですね。
高校の日本史の授業で、「建国記念日」じゃなくて「建国記念の日」なんだよ、この「の」が大事なんだよって先生が強調していたのを、へぇーそうなんかと思って聞いていました。
2月11日は、日本書紀で神武天皇が即位したとされている日。かつては紀元節と言われる祭日でした。終戦後、紀元節は廃止されましたが、いろいろと紆余曲折を経て、2月11日が「建国記念の日」として昭和41年に制定されたのですね。僕が生まれる前のことです。
「建国記念日」として何度も発案されていたのが国会で廃案になり続けて、結局、「の」を挿入して成立したのです。「の」を入れることで、一応、神武天皇の即位とは切り離された形になっているようです。
今では、多くの人が祝日として何となくすごしていますが、いろいろと考えさせられる日ではありますね。
(H.O)
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