2010年2月9日火曜日

日本の自信は?




夜から朝に変わる いつもの時間に
世界はふと考え込んで 朝日が出遅れた
なぜ悲しいニュースばかり
TVは言い続ける
なぜ悲しい嘘ばかり
俺には聞こえる

(JUMP/忌野清志郎・三宅伸治)



バブル経済が崩壊したのは、僕が大学生の頃だった。
それでも、就職にはさほど苦労しなかったように思う。
今就活をしている学生の苦労とは、比べようもない。

あの頃はまだ、日本は大丈夫な国だと思っていた。
学生ながら、日本の企業は世界に誇るべき技術を持っていると感じていた。
日本は豊かな国、ほとんど無意識にそう信じることができた。

今の日本は、「いのちを守りたい」と首相がわざわざ宣言する国になった。
まさか、憲法25条が真面目に問題になる時代が来るとは。

日本は、なにか自信を失いかけているように感じる。いろんな意味で。
それで日本全体が、何となくパッとしない雰囲気になっているのかとも思う。
実際には、まだまだ競争力はあるはずなのだけれど。全戦全勝とはいかないにしても。

日本が目指すべき次の方向性は、どこにあるんだろう。
それが見えている人はいるのだろうか。
時代は龍馬の登場を待っているのか。

(H.O)

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