五山の送り火が行われました。
京都オフィスの窓からも、西賀茂船山の船形、
大北山の左大文字がよく見えます。
今日は、家族で、家のベランダから
嵯峨曼荼羅山の鳥居形を眺めました。
暗闇の山の斜面に炎が作り出す風景は、
とても幻想的です。
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五山それぞれの送り火の起源には諸説あって、
本当のところは現在もわかっていないそうです。
一般的に、送り火は、お盆に帰ってきた死者の魂を
現世からふたたびあの世へと送り出す行事で、
五山の送り火も、そういうものだと
小さな頃から聞かされていました。
そういえば、気のせいか、ここ2、3日、
0歳の娘が、天井をみて、誰かと話しているような姿を
多く目にしたような気がします。
きっと、多くのご先祖様が、
娘に会いに来て下さったのでしょう。
(M.T.)