先週に、知財(今回は特に商標)の研修会が愛知県の豊橋で行われたため、参加してきました。
この1泊での研修会には様々な企業の知財担当者や特許事務所の弁理士などが参加しています。
初日に3時間の講演を行ってその後情報交換会、二日目にも講演会を2本立てて行うというもので、知財についてみっちり勉強をし、ネットワーク作りができる研修会です。
さて、私は知らなかったのですが、豊橋はうどんの人気が非常に高く、数年前から市を挙げて「豊橋カレーうどん」をプッシュしています。
この豊橋カレーうどんが変わり種で、通常のカレーうどんではなく、何と、下の方に山芋のとろろとご飯が沈んでいます。
現在、豊橋市内の40店舗以上がこの豊橋カレーうどんを提供しているということで、地域団体商標の出願等も検討されることでしょう。
講演会では、東京オリンピックの開催が決定してからよく耳にするようになった「アンブッシュマーケティング」についても話題に挙がりました。
ある話によると、商標権などが存在しているマークの使用ばかりでなく、イベントを想起させるようなワードやマークの使用もアンブッシュマーケティングに該当し、使用を禁止されるべきものであるということです。
ただし、実際には、現在の日本にはそういった「想起させるようなもの」まで規制する法制度は整っていないようです。今後、立法化されるのか、気になるところですね。
(Y.N.)
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