2020年7月20日月曜日

今年の祇園祭

今年は、新型コロナウイルスの影響で、祇園祭も鉾立てや山鉾巡行は中止され、宵山等時の屋台も全て無くなりました(神事は色々とされているそうです)。

先週金曜日(7月17日)は、本来であれば前祭の山鉾巡行の日で、前々日辺りから京都オフィスの周辺も大賑わいなのですが、今年は、祇園祭のことも忘れそうなぐらい、静かな(普通の)金曜日でした。

写真は、今朝の京都市中京区百足屋町=南観音山が建つ町の様子です。京都オフィスから徒歩3分ぐらいの距離です。



南観音山は後祭に登場する山です。
もちろん、南観音山は建っていませんが、提灯などが並んでおり、少し、祇園祭の風情を感じることができました。

テレビで見ましたが、山鉾を建てる技術は、何かの本に書いてあるわけではなく、毎年、職人さんや町内の人が山鉾を建てることで伝承していっているそうです。

なので、お祭りがおこなわれなくなってしまうと、技術の伝承がなされなくなる恐れもありそうです。



我々特許事務所・弁理士の仕事も、少し似た部分があると思います。
特許、意匠、商標などの業務は、何だかんだ言っても属人的なスキル(技術)によってなされています。

お客様に安定的によいサービスをご提供するには、継続的な人材獲得と人材育成は欠かせませんし、これを怠ると、創英という事務所自体がお客様に良好なサービスを提供し続けることができなくなります。

という訳で、新型コロナで色々大変ではありますが、人材獲得と育成には引き続き力を入れていきます。

(Y.N.)